プロローグ――西へ回って、東へ向かう
博士は地図を机へ広げ、指で一度日本をなぞってから、トルコへ戻した。帰る場所が近づいても、旅の順番にはまだ寄り道がある。トルコからインド、香港、フィリピンへ。アジアという広い名前の中を、一つの街に縮めず歩いてみたい。
鞄の持ち手に巻いた布は、そのまま残した。買い付けノートには六十五の名前。次の七ページでは、綿を組み合わせる設計、同じ企業の中の異なる提案、都市の日常へ近い商品に会う。
「帰り道が見えると、急ぎたくなる。だからこそ、ここからはゆっくりじゃ」
博士はお茶を一口飲んでから、最初の予定を開いた。日本で自分がどんな一枚を選びたいと思うのか。その答えは、今ここで決めなくてよかった。
創作旅行記について
本章は、実在するブランドの公開資料と既存の確認記録をもとにした創作買い付け旅行記です。博士の移動、街の出来事、会話、買い物、荷物の様子は架空で、実際の店舗訪問・メーカー取材・購入・着用の報告ではありません。商品性能や着用感を独立して実証したものでもありません。物語内で選ぶ場面は、特定の店舗での現在の在庫や購入可能性を示しません。重要な仕様の留保と資料の範囲は各節の注記へ記します。
トルコ――二つの岸を眺めて
066 KOM――二つの岸を眺め、一枚の内側へ
イスタンブールで水面を眺めた博士は、旅の線を一本の矢印で描くのをやめた。岸が変われば景色も変わり、同じ街にもいくつもの顔がある。西から東へ進む章の入口で、地図の区切りより先に、そこで生まれた仕事を知りたいと思った。
KOMの公式沿革によれば、1955年にHasan CansızがGalatasarayで下着製造を始めた。街の名と人の名が結び付くと、ブランドは急に、遠い記号ではなく誰かが始めた仕事になる。博士は温かい茶を置き、白い「Ariel Pamuklu 2 li Erkek Slip」の説明を読んだ。
二枚組の本体は、綿47%、モダール47%、エラスタン6%。商品コード1C11CSLK111.003-C00018の白いSlipである。綿とモダールが同じ割合で並ぶ構成に、博士は目を留めた。どちらかを主役と決めてもう一方を添えるのでなく、組み合わせそのものを選ぶ一枚として考えると、白い定番にも別の見え方が生まれる。
「二つの岸を見てから、どちらか一つだけが街だとは言えぬからな」
博士は白い二枚組を選び、茶のグラスを持ち直した。さっきから向こう岸を見ようとして、椅子へ斜めに座っている。どちらの景色も見たいなら、自分が少し動けばよかった。席を立つ前にノートを寄せた時、置いたグラスの底が、紙の角へ触れた。
茶を飲み終えると、ノートの角へ小さな輪染みが付いていた。慌てて拭き、結局少しだけ残す。予定どおりでない印も旅には混ざる。次のインドでは、自分の町へ戻った人が始めたブランドを知る予定だ。博士はその「戻る」という言葉を、いつもより親しく感じていた。
〈商品注記〉
Ariel Pamuklu 2 li Erkek Slip/白2枚組/1C11CSLK111.003-C00018。本体綿47%、モダール47%、エラスタン6%。原産国TR表示。トルコを西アジアを含む本章で扱うことと、Galatasarayの創業地をアジア側と断定することは別。
〈出典〉
https://www.kom.com.tr/ariel-2li-slip-1C11CSLK111.003
https://www.kom.com.tr/help/108
インドへ――日常を変える入口
イスタンブールの茶の跡をノートに残し、博士はインドへ移った。大きな国を一つの売場のように描くのではなく、それぞれのブランドの始まりと、選んだ商品に焦点を合わせる。
067 XYXX――帰ってきた場所で、新しく始める
インドへ移った博士は、朝の食事を少しずつ選んだ。知らない名前の料理を一度に全部取るより、ひとつ食べてから次を考えたい。長い旅の中で、欲張ることと急ぐことを、少しずつ分けられるようになっていた。
XYXXの公式紹介は、創業者YogeshがSuratへ戻り、2017年にXYXX Apparelsを立ち上げた歩みを伝える。戻ることは、以前と同じ場所に収まるだけではない。外で得た考えを、知っている土地で新しい仕事にする。その話は、最後に帰国するつもりの博士の胸にも残った。
選定した「Splash Cotton Stretch Briefs Surfer Black」は、スーパーコーマ綿95%、スパンデックス5%。綿の名前だけで終わらず、糸の扱いを示す言葉と、伸縮性を持つ繊維の組合せまで目を向ける。黒いBriefsの小さな輪郭が、新しい日用品を考えるブランドの、ひとつの答えとして見えてくる。
「帰ったら机を片付ける、だけでは少々もったいないかもしれんな」
そう言ったあと、博士は最初に選んだ料理をもう一度取りに行った。まだ食べていないものもあるが、一度気に入った味へ戻りたい。ところが戻ってくる途中で別の小皿にも心が動き、結局両方を載せてしまう。帰郷を再出発に変えた創業者の話を考えていたのに、自分の朝食はなかなか出発できなかった。
食後、椅子を引いてようやく立ち上がる。Surfer Blackは今日の候補に残したまま、新しい名前を探す速度を少し落とすことにした。黒い綿混の一枚に欲しい理由があるなら、先へ急いで忘れることはない。次はRupaのブランド群へ。新しい事業の始まりとは違う、長く日常の肌着を届けてきた歩みに会いにいく。
〈商品注記〉
Splash Cotton Stretch Briefs Surfer Black/Surfer Black。スーパーコーマ綿95%、スパンデックス5%。BriefsをTrunks・Boxersと区別。独立型番、前開き、柄の細部、製造国は未確認。
〈出典〉
https://xyxxcrew.com/products/mens-splash-cotton-briefs-surfer-black
https://xyxxcrew.com/pages/about-us
068 Rupa Frontline――いつもの服を、作り続ける名前
昼の休憩で博士は、旅鞄の持ち手に巻いた布を結び直した。見栄えのよい道具ではないが、毎日手に触れるところを少し整えるだけで、扱い方は変わる。大きな発明を待つ前に、日々の小さな不便へ目を向ける。Rupa Frontlineを知る時間は、そんな作業から始まった。
Rupaの公式年表には、1985年のFrontline展開が記されている。生活に近い肌着を扱うグループの中で、別の名前として歩みを重ねてきたブランドだ。博士は、毎朝の衣服が流行の表舞台へ出なくても、作り続ける仕事はそこにあると考えた。
代表モデル「XING BRIEF(I.E.)」は、公式カタログでスーパーコーマ綿100%、内側のウエストゴム、タグを付けない設計が説明される。どこへ帯を収めるか、肌に近い場所の印をどうするか。Cocksoxで内側を眺めた経験が、ここでも役立った。博士はカタログを、色の見本帳より先に、日用品の作り方の一覧として読むようになっていた。
「表に出ない場所の工夫は、毎日使う人のところへ届くのじゃな」
十色の展開を知っても、博士は一色を選び切れなかった。いつもなら白と答えるところで、内側の腰ゴムとタグのない作りが先に気になってしまったからだ。カタログを畳まずにいたら、机の端から滑り落ちそうになる。博士は持ち手に巻くための布を文鎮代わりに置いた。今日整えていた道具が、別の仕事を引き受けた。
夕食の注文では、先に決まった方だけを頼んだ。飲み物は少し待ってもらう。何でも一度に選ぶ癖を、その晩だけやめてみたかった。カタログのXINGの頁も、色を決める余地を残して閉じる。Macromanを見たあとに、またこちらへ戻ってくるかもしれない。
〈商品注記〉
XING BRIEF(I.E.)を代表モデルとして保持。スーパーコーマ綿100%、内側腰ゴム、タグなし。カタログ45頁は品番ではない。10色展開は確認記録にあるが、選定色・色コード・独立メーカー品番・前開きはUNVERIFIED。Front Open Briefの仕様を流用しない。
〈系列メモ〉
Rupa Frontline、Macroman、EUROはRupaグループの別ブランド。Frontlineの1985年の展開を、企業全体の創業年へ置き換えない。
〈出典〉
https://rupa.co.in/frontline_catalouge/pdf/RFL-Catalogue-dec24.pdf
https://rupa.co.in/frontline
https://rupa.co.in/milestones
069 Macroman――同じ家から、違う声がする
博士は宿の食堂で、同じ台所から運ばれてくる料理の違いを眺めていた。材料が重なっていても、切り方や組合せで別の皿になる。企業の名前が同じだから商品まで同じと決めるのは、料理を全部「ここの台所の物」で片付けるようなものかもしれない。
Rupaの公式年表では、Macromanは1992年に始まったブランドとして紹介される。Frontlineと同じグループの中に、別の名前と展開を持つ。その違いを、企業の数が増えた話にせず、一つの組織がどんな相手へ何を提案するかの違いとして、博士は考えてみた。
代表「Macroman original brief」の公式説明には、superfine-combed cottonという言葉がある。細く、梳いた綿を示す説明を入口にすれば、博士は完成した形の手前にある糸へ目を向けられる。フランスでEminenceの糸の話に驚いたことが、遠いインドの頁にもつながってきた。あの時の知識をそのまま商品の仕様へ移すのではなく、見る場所を増やすのである。
「形を選びに来たつもりが、糸のところで足が止まるようになったな」
博士は湯気の立つ皿を少し冷ましながら、今日の綿の説明を口の中で繰り返した。superfine-combed。そのあと料理の名前を思い出そうとして、なぜか綿の方しか出てこない。メニューをもう一度開き、料理の名を声に出さず読み直した。好きなことにだけ記憶が働くのを、研究の成果とは言いにくかった。
食べ終えた頃には両方の名前を覚えたつもりだったが、博士は試験をするのをやめた。Macroman original briefには、糸を入口に気になった一枚という印を残す。色を決める話はまだ先に置き、今夜は次のEUROへ進もう。同じグループの中でも、今度は前部の立体的な作りが、別の場所で足を止めさせそうだった。
〈商品注記〉
Macroman original brief。superfine-combed cotton、複数無地色の説明を保持。選定色、色コード、メーカー品番、正確な混率、前開きはUNVERIFIED。綿100%とは断定しない。
〈系列メモ〉
RupaグループのMacromanとして一枠。Macroman M-Seriesを別ブランドとして加算しない。1992年は公式年表のブランド開始記録。
〈出典〉
https://rupa.co.in/macroman
https://rupa.co.in/milestones
070 EURO――名前の向こうに、身体を収める形
ノートにEUROと書いた博士は、ヨーロッパから持ち歩いている切符を思い出した。名前だけなら旅が一周したようだが、今はインドにいる。地名を連想させる名も、作り手の希望や商品の見せ方を運ぶことがある。博士は古い切符を戻し、目の前のブランドへ集中した。
RupaグループのEUROは、Euro Fashion Innersという名でも整理される。公式年表には2003〜2005年の取得が載り、先ほどのFrontline、Macromanとは違う経路で同じグループへ加わったことが分かる。似た形の下着を扱っていても、始まり方まで同じではない。博士は古い切符の隣へ、今日の白いMICRAを置いて考えた。
2025年公式カタログから選ぶ「MICRA BRIEF」のWhiteは、スーパーコーマ綿100%。二重の立体的な前部ポーチと、ラベルを付けない設計が説明される。博士は前部を、表面に描かれた一つの面ではなく、重なりと空間を持つ部分として考えた。薄い衣服にも、身体を収めるための奥行きがある。
「地図は平らでも旅は平らではない。下着の絵も、同じように見ねばならんな」
博士は前部の図に、内側と外側を描き足した。ところが線を増やすほど、どちらが手前か分からなくなる。別の紙を二つ折りにしてみたが、丸みは出来ず、机の上で屋根のように立った。「図工の時間を延長しても、そう簡単には追い付かんな」。紙は捨てず、立てたままにしておいた。
香港へ向かう支度で机を片付けると、紙の屋根の下からインドの食事の領収書が出てきた。思わぬ収納場所を作っただけになって、博士は笑った。MICRAの白い前部は、曲げれば同じ形になる紙とは違う。未完成の図を閉じ、次の土地では、もっと低い輪郭を掲げる一枚を見る予定を確かめた。
〈商品注記〉
MICRA BRIEF/White。スーパーコーマ綿100%、二重の立体的前部ポーチ、タグなし。公式2025年カタログのBriefを使用し、MICRA MINI TRUNKや別商品の前開き仕様は転用しない。
〈系列メモ〉
RupaグループのEUROとして一枠。2003〜2005年は公式年表の取得時期で、ブランド創業年とは断定しない。
〈出典〉
https://rupa.co.in/rupa_euro/pdf/Euro_Catalogue-2025.pdf
https://rupa.co.in/euro
https://rupa.co.in/milestones
香港へ――小さな空間に、輪郭を置く
インドで出会った複数のブランドを別々のページへ収め、博士は香港へ向かった。次は都市の中の距離と、衣服の小さな輪郭に目を向ける。
071 SEOBEAN――小さな輪郭を、急がず選ぶ
香港へ着いた博士は、窓の外の縦に伸びる景色を眺めた。狭い場所に多くの暮らしが収まっている。小さいことは、簡単であることとは違う。その思いは、次のSEOBEANの低い輪郭へ、自然につながった。
公式紹介には、2006年に香港で創業した歩みが記されている。今回の「Sexy Low Rise Brief Bikini 00102」は、公式の下着用Briefs分類にある商品だ。選定色はWhite、素材はポリエステル85%、スパンデックス15%。綿の白を基準にしてきた博士にとっても、白が別の繊維でできていることは、もう意外な例外ではなくなっていた。
低い股上を掲げる形を、自分の普段の服とどう合わせたいか。博士は大きな鏡の前ではなく、朝のズボンを椅子へ掛けた時の気分から考えた。外側の服装を大きく変えなくても、その下に選ぶ輪郭で、自分だけの変化を楽しめる。
「こんな小さな衣服のために、考える場所は案外広いものじゃな」
商品名の勢いに押されて若いふりをする必要はない。穏やかな年上の自分が、その形に興味を持つことをそのまま認めればよい。博士は一枚を研究材料として選び、番号00102をノートの小さな枠へ収めた。字を小さくしたのは恥ずかしさからではなく、余白に輪郭を描くためだった。
夕方は、食事のあとに少し長く街を歩いた。多くの看板の中で、自分の行く場所を一つ選ぶ。商品を選ぶのと似ているが、同じ道へ何度も戻ってよい。博士はホテルの方向を確かめ、次のフィリピンの頁を楽しみに戻った。小さな一枚が、旅の気持ちまで小さくすることはなかった。
〈商品注記〉
Sexy Low Rise Brief Bikini 00102/White/00102。ポリエステル85%、スパンデックス15%。Whiteから白無地と断定しない。寸法・前開き・製造国・着用位置は未確認。購入者の別用途の感想を公式用途へ転用しない。
〈出典〉
https://seobean.com/products/sexy-low-rise-brief-bikini-00102
https://seobean.com/collections/underwear-briefs
https://seobean.com/en-br/pages/about-us
フィリピンへ――シャツの内側の日常
072 BENCH/――街の装いから、引き出しへ帰る線
フィリピンで迎えた朝、博士は出発前のシャツを椅子へ掛け、袖をどう折るか考えた。衣服を選ぶ仕事は、店で買って終わりではない。着る日の気分に合わせて、毎朝もう一度行われる。街の装いから下着まで広がるBENCH/を知るには、その考えがよい入口になった。
BENCH/は、フィリピンで1987年に始まったというSuyenの記録を持つ。公式紹介が掲げるのは、特別な日のためだけでなく、日々の衣服を幅広く届けることだ。博士には、下着だけを切り離して選ぶより、今朝のシャツの下に何を置きたいかを考える入口になった。下着の売場にもBENCH BODYという呼び名があり、外へ見せる服から身支度の内側まで話が続く。
代表は白の「Men’s Hipster Brief」、BUB2032。商品説明ではミディアムライズ、ポリアミドとエラスタンの混紡が示される。ウエストのBENCH BODYという表記は、同じブランドの商品展開として受け取る。名前の数を増やすのでなく、その一枚の姿へ戻ると、博士には腰の位置と白い面がはっきり見えてきた。
「大きな看板も、朝には一人分の着替えになるわけじゃ」
七つのブランドを巡り、今日は白を選んだ。しかし、シャツの袖までいつもの折り方に戻す必要はない。博士は片方を一折り、もう片方を二折りして鏡を見た。わざと違えたつもりだったが、そのまま出かけるほどには気に入らず、最後は一折りずつにした。試してから普段へ戻る朝もある。
午後、帰路の地図を開いたところで、博士はまだ帰国しないことを思い出した。世界には、旅程の途中で気になりながら立ち寄れなかった名前が残っている。七十二頁まで来たノートを閉じ、次の旅の余白を確かめた。いつものシャツの袖を一折りして出かける。少し変わった身支度で、また会いに行きたい作り手がいた。
〈商品注記〉
Men’s Hipster Brief/白/BUB2032。ミディアムライズ、ポリアミド・エラスタン混紡。混率、前開き、製造国は未確認。Hipsterという名称だけで股上を別定義へ置き換えない。
〈系列メモ〉
BENCH BODYはBENCH/の商品展開として扱い、別枠へ加算しない。Suyenの公式記載に基づく1987年の始まりと個別商品の製造国は区別する。
〈出典〉
https://shop.bench.com.ph/products/bub2032-mens-hipster-brief
https://shop.bench.com.ph/pages/about-us
https://shop.bench.com.ph/pages/privacy-policy
エピローグ――帰る前に、もう一度会いたい名前
フィリピンの宿で、博士は洗ったシャツを畳んだ。袖の縫い目を揃え、ボタンを一つずつ確かめる。下着を調べる旅が、ほかの服への接し方まで変えていた。
七つのページには、メーカーが始まった事情も、素材の選び方も、異なる形で残っている。三つのブランドが同じ企業に属していても、博士が惹かれた理由は同じではなかった。大きな地域名も会社名も、一枚を見る時の入口にはなるが、それだけで話は終わらない。
ノートの後ろから、まだ会っていない名前を書いた紙が出てきた。博士は日本への旅程と見比べ、少し黙った。それから、帰国前の余白へもう一度線を引いた。
「帰ってから気になって眠れなくなるより、今、続きを見ておこう」
ずいぶん都合のよい説明だと自分でも思う。それでも、行ってみたい気持ちは本物だった。コロンビアへ、英国へ、欧州の街へ。最短の世界一周ではなく、知りたい名前をつなぐ再訪の旅が始まる。
「百聞は一見にしかず。百ブリーフは一穿きにしかず!」
博士は七十二番目のページを閉じた。日本の最後の十ページは、帰国した自分が開くために残しておく。その時には、いまよりもっと、自分の好みを言葉に出来るだろう。
アジア編・おわり。
編集注
1.博士の買い物と移動は創作。地名は物語の舞台であり、実際の取材先や工場見学の記録ではない。特定の直通交通、所要時間、店舗在庫を示すものでもない。
2.ブランド数と独立企業数、発祥地と現在の所在地と個別商品の製造国を区別する。同系列の別ブランド、旧称、商品ラインを混同しない。
3.「一ブランドにつき研究材料は一枚」は物語上の標本の考え方。複数枚セットを単品販売へ読み替えず、セット内の枚数をブランド数へ加算しない。
4.素材・縫製・構造は資料が示す対象商品と部位に限る。混率、技術名、商品名から未確認の性能・身体への適合・医学的効果を推定しない。博士の好みは着用試験の結果ではない。
5.掲載資料には公式資料、企業自身の紹介、公的資料、販売店等の補助資料がある。沿革の追加確認と、個別商品の現在の仕様・在庫の再確認は別。未固定色や未確認の形状を注記しただけで確認済みにはしない。
6.URLは既存記録を保ち、補足した資料を併記した。現在の全リンク到達性、価格、サイズ別在庫、販売継続、配送条件は保証しない。取得不能・売り切れ・取扱い無しを同じ意味に扱わない。商品写真の転載は行っていない。
7.066〜072の7ブランド。西アジアを含む構成で、トルコの掲載を創業地がアジア側という意味にしない。日本は最終章に置く。
8.Rupa Frontline、Macroman、EUROは同じRupaグループの別ブランド。Macroman M-Series、BENCH BODYを追加ブランドに数えない。
9.XING BRIEF(I.E.)とMacroman original briefの選定色・メーカー品番はUNVERIFIED。Macromanの正確な混率、BENCH/の混率も未確認。カタログの頁番号を品番へ変えない。
10.KOMの原産国TR表示と他商品の製造国留保を区別。DaMENSCH、TAUWELL、IGOODIS、DomiGeはこの章へ追加採用していない。
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